

イギリス人の設計により建てられた私邸と、オーナーシェフ・松尾幸造の出会いが「シェ松尾」の始まり。
一見してレストランと分かりにくい佇まいですが、<松尾の家でおもてなしをする>、その思いで開店当初よりお客様をお迎えしています。
写真を見ると緑いっぱいで落ち着いた雰囲気がとても気になったので、フェアでお店の様子を見に行くことにしました。
松濤レストランは閑静な高級住宅街の一角にあって、とても落ち着いた雰囲気。入り口からあふれそうなほどたくさんの植物があってとっても素敵!なんだか期待が膨らむなぁ。


でも一軒家をレストランにしているだけあって、知り合いのお家のようで落ち着く…
「皇太子様と雅子様もお食事されたことがあるんですよ。」とスタッフさんに2階の個室を案内をしてもらいましたが銀器が並べられた棚やシャンデリアもあってとっても豪華!ここが私達のお控え室になるそうです。
こんなお料理で家族をおもてなしできたら、みんな喜ぶよね!と私も彼も納得。
松濤レストランでウェディングをすることになりました。

会場ではスタッフの皆さんが待っていてくれました。
雅子様がお食事をされたという2階の個室(控え室)へ。
メイクさんが楽しい話をしてくれていたかと思うと、あっという間に花嫁姿に。
人前式を執り行う挙式スペースはダイニングルーム。
少し緊張してたけど、式がはじまると家族が笑顔で迎えてくれて挙式もスムーズに。みんなのあったかい祝福に涙ぐみそうに・・・。
あとから母に聞いたんだけど、父は挙式始まる前から泣いていたみたい。
みんなと一緒にお庭に移動して写真撮影後、お部屋を移動して会食会へ。
少人数が1部屋に集まって、まさにレストランでお食事をするような雰囲気に。
大好きな人たちに囲まれてわたしも自然と笑顔がこぼれました。たくさんの緑を背景に笑顔がたくさんの写真が撮れて大満足!ずっと忘れない大切な宝物になりました。

撮影が終わっていよいよ会食会!最高級の正統派フレンチに、家族も感嘆の声。わたしと彼の両親も「美味しいね!」と笑顔に。
「美味しいお料理はみんなを笑顔にするんです。皆さんきっと満足していただけると思いますよ」とシェフが言ってくれたとおり、笑顔いっぱいの会食会になりました。
「いい結婚式って、お二人がゲストの皆さんと過ごす時間そのものなんですよ」とフェアの時に教えていただいた事を思い返していました。
みんなとの時間を大切にした進行だったから、家族と本当に楽しくて幸せな時間を過ごせました。
アットホームであたたかい結婚式がしたい、そんな当初の想いが本当に実現できて、とても幸せな会となりました。
ゲストをお見送りして、会はお開き。
「いつでもいらしてくださいね。ココはおふたりのシェ(=家)ですから。」
私たちふたりをシェ松尾のスタッフの皆さんが送り出してくれました。
今度は結婚記念日に食事に行きたいな!