

イギリス人の設計により建てられた私邸と、オーナーシェフ・松尾幸造の出会いが「シェ松尾」の始まり。
一見してレストランと分かりにくい佇まいですが、<松尾の家でおもてなしをする>、その思いで開店当初よりお客様をお迎えしています。
写真で見てすごくナチュラルなウェディングができそうな感じがありましたし、シェ松尾と言えばフレンチの有名高級店。お料理も大事な要素だから味は重要。どんなお料理なんだろう?
入り口も緑がいっぱいでとっても素敵。シェ松尾の「シェ」とは「家」のことを言うらしいけど、名前通り外から見ると可愛らしい洋風のお家でした。


あたたかな陽がいっぱいに差し込むお部屋に、木々の緑と季節の花々が美しいお庭。いろんなお部屋があって楽しい。「この部屋では、皇太子様と雅子様がお食事されたんですよ。」と案内してくれたのは2Fの個室。結婚式当日は、ここが私たち2人の控え室になるのだとか。さすが各界の著名人が足繁く通う美食レストラン!たしかにこんなところで最高級のフレンチなんかいただけたら最高だねって彼と笑顔になりました。
今までいろんな結婚式でお料理を食べてきたけど、ここのお料理は本当に美味しくて、自然と笑顔にしてくれる。是非、家族や友達にも食べさせてあげたいよねってことで、「松濤レストラン」を会場に選びました!

会場ではスタッフさんが待っていてくれました。
早速お支度をしに控え室へ。
天気にも恵まれて、お部屋にはあたたかな太陽が差し込んでいました。とても清々しく、気持ちが良かったのを覚えています。
彼といっしょにロケーション撮影へ。
レストランの中やお庭、エントランスなどで。一軒家だからなのか、いつの間にか彼も私もリラックスできて、自然な感じの素敵な写真が撮れていそうな、笑顔の絶えない楽しい撮影となりました。
挙式スペースで人前式。
さすがに少し緊張しましたが、式が始まれば私も彼もみんな笑顔で挙式。
みんなと近い距離で、かしこまった感じが少しもなくて、まさに私が望んでいたアットホームな雰囲気。家族も親族も友達もみんなが口々に「とってもいいお式だった!」って言ってくれたのがとても嬉しかったな。

披露宴からは3つのお部屋に別れてお食事を楽しむスタイルなので、挙式後そのままの流れで皆と一緒に披露式。挙式を終えてほっとひといきした私達はリラックスした雰囲気の中でウエルカムスピーチや祝辞・乾杯・ケーキカット。
みんなが近くでカメラを構えているのは恥ずかしかったけど、自然な笑顔が作れたかな?
その後はゲスト全員でお庭に出て集合写真。このときにはみんなすっかりリラックスした表情で私たちも楽しみながら写真撮影。
そして披露宴!私達がフェアで感じた、お料理への感動をみんなはどう感じてくれるかしら!?と思いつつ、会がスタート。
次々と運ばれてくる美しい料理に「おぉ〜」という歓声が沸き、あちらこちらから「美味しいね〜」という賞賛の声。ゲスト全員がお料理に感動してくれたようで、私達二人も大満足でした。
どこのお部屋でも楽しそうなお喋りが聞こえてきてみんなリラックス。
わたしと彼はそれぞれのお部屋に順番に周って皆さんと一緒にお食事。
写真を撮りあったり、思い出話をしたり。「いい結婚式って、お二人がゲストの皆さんと過ごす時間そのものなんですよ」とフェアの時に教えていただいた事を思い返していました。
本当にそうだなぁって実感。なんだか自分の家でホームパーティーをしているみたいで、時間を忘れるほど楽しい時間を過ごし、一生の想い出に残る幸せな1日となりました。

ゲストをお見送りして、会はお開き。
「いつでもいらしてくださいね。ココはおふたりのシェ(=家)ですから。」
私たちふたりをシェ松尾のスタッフの皆さんが送り出してくれました。
今度は結婚記念日に食事に行きたいな。